ライブ照明スタッフの仕事内容は?本番中は何をしているのか解説

ライブ照明スタッフの仕事内容は?本番中は何をしているのか解説

ライブを見ていると、曲に合わせてステージが赤く染まったり、サビの瞬間に一気に明るくなったりしますよね。

あの「光の演出」を作っているのが、ライブの照明スタッフです。

でも、照明スタッフは本番中にライトのスイッチを押しているだけではありません。

ライブが始まる前には照明のプランを考え、機材を準備・設営し、リハーサルで実際の見え方を確認します。

そして本番が終われば、機材の撤去なども行います。

今回は、ライブ照明スタッフは実際にどんな仕事をしているのか、ライブ当日の流れも含めて分かりやすく紹介します。

※以下の掲示板形式のやり取りは、記事内容を分かりやすくするために作成した架空の会話です。実際の5ch投稿ではありません。

掲示板風トーク①「ライブの照明って誰が動かしてるん?」

2:名無しさん

ライブの照明って自動なん?

5:名無しさん

全部勝手にピカピカしてると思ってた

8:名無しさん

そんなわけないw

11:名無しさん

曲に合わせて照明操作してる人がおる

14:名無しさん

サビで一気に明るくなるやつ好き

17:名無しさん

あれタイミング間違えたらめっちゃ目立ちそう

20:名無しさん

本番より前に照明のプランも作るんやで

23:名無しさん

思ってたよりガッツリ専門職で草

ライブ照明スタッフとは?

ライブ照明スタッフは、ステージを光や色で演出する仕事です。

尚美ミュージックカレッジ専門学校では、照明オペレーターについて「ライブや舞台で光を操り、アーティストや出演者を魅力的に見せる照明で引き立たせる仕事」と紹介しています。

またESP学園のお仕事ガイドでは、アーティストの音源やセッティング図などを参考に事前にプランニングを行い、照明の角度や色によって曲の世界観を作る仕事として紹介されています。

つまり照明スタッフは、単純に「ステージを明るくする人」ではありません。

どこから・どんな色の光を・どのタイミングで当てるのかを考え、ライブを視覚的に演出するスタッフなんです。

ライブ照明スタッフの仕事内容とライブ当日の仕事の流れを解説した図解

ライブ照明スタッフの主な仕事内容

公演や会場、スタッフの担当範囲によって違いはありますが、ライブ照明の仕事には次のようなものがあります。

  • 照明演出のプランニング
  • 照明機材の準備
  • 照明機材の設営・セッティング
  • 照明の向きや位置の調整
  • リハーサルでの確認・調整
  • 本番中の照明オペレーション
  • 終演後の照明機材の撤去

ESPエンタテインメント福岡の照明コースでも、コンサート照明の実務として機材の設営・撤去やピンスポットなどの本番オペレートが紹介されています。

① 照明演出のプランを考える

照明の仕事は、ライブ当日に突然ライトを操作して始まるわけではありません。

曲やステージ構成などを確認しながら、どんな照明演出にするのかを考えていきます。

例えば、

  • どんな色を使うか
  • どの方向から光を当てるか
  • どのタイミングで明るさを変えるか
  • 曲のどこで演出を変えるか

などを組み合わせてステージを作ります。

ESPのお仕事ガイドでも、照明の角度や色の演出によってアーティストの曲の世界観を作り出すと説明されています。

② 照明機材を設営する

ライブ会場では、使用する照明機材を設置して本番に備えます。

ライブ照明ではさまざまな機材が使われるため、会場や公演内容に合わせて準備します。

設営後は、照明の向きや位置などを確認していきます。

高所や電気を扱う作業が含まれる現場もあるため、照明の仕事では演出だけでなく安全に作業するための知識や技術も重要です。

掲示板風トーク②「照明って色決めるだけじゃないの?」

35:名無しさん

赤!青!白!これでワイも照明スタッフや

38:名無しさん

雑すぎて草

41:名無しさん

色だけじゃなく角度とか明るさとかタイミングもあるやろ

44:名無しさん

機材の設営もあるぞ

47:名無しさん

急に体力仕事の気配がしてきた

50:名無しさん

演出+技術+現場仕事って感じか

53:名無しさん

ライブの裏方って専門職多いな

リハーサルでは何をしている?

機材を設置したら、リハーサルなどを通して実際の照明を確認します。

ステージ上の出演者やセットの位置などを確認しながら、照明の当たり方や明るさ、演出のタイミングなどを調整していきます。

本番では音楽と照明が一体になって見えることがありますが、その裏では事前の準備や確認が行われています。

ライブ本番中は何をしている?

ライブ本番では、事前に準備した演出に沿って照明を操作していきます。

曲の始まり、サビ、演奏の展開、出演者の動きなどに合わせて照明を変化させます。

例えば、静かな場面では光を抑え、曲が盛り上がる場面でステージ全体を明るくするなど、光によってライブの雰囲気を大きく変えることができます。

照明オペレーターは、音楽を聞きながら適切なタイミングで照明を操作する集中力も必要になります。

掲示板風トーク③「本番中ずっと気が抜けなくね?」

64:名無しさん

サビ来た!照明ドーン!

67:名無しさん

文字にすると簡単そうで草

70:名無しさん

実際は曲覚えたりタイミング確認したり大変そう

73:名無しさん

照明ズレたら客にも分かるんかな

76:名無しさん

演出によっては分かりやすそう

79:名無しさん

ワイならイントロでサビの照明出して詰む

82:名無しさん

お前はまず研修からやw

ピンスポットを操作する仕事もある

ライブや舞台では、出演者を追いながら光を当てるピンスポットを使用することがあります。

出演者の動きに合わせて光を当て続ける必要があるため、こちらもタイミングや操作技術が必要です。

ESPエンタテインメント福岡の照明コースでは、実務経験を持つ講師の経歴として、コンサートでの機材設営・撤去とともにピンスポットなどの本番オペレートが紹介されています。

照明スタッフとPAスタッフの違いは?

ライブ会場で働く技術スタッフとして、照明と一緒によく聞くのがPA・音響スタッフです。

簡単に分けると、

  • PA・音響スタッフ → 音を担当
  • 照明スタッフ → 光を担当

という違いがあります。

PAはマイクやスピーカー、ミキサーなどを使って会場の音を調整します。

照明スタッフは照明機材を使い、ステージを視覚的に演出します。

担当分野は違いますが、どちらもライブの印象を大きく左右する重要な裏方スタッフです。

→「PA・音響スタッフの仕事内容は?ライブ中は何をしているのか解説」も参考にしてください。

照明スタッフは未経験から目指せる?

照明は専門的な機材や技術を扱う仕事なので、経験を積みながら知識や操作方法を身につけていく必要があります。

一方で、最初から照明についてすべて知っていなければ目指せない仕事というわけではありません。

尚美ミュージックカレッジ専門学校では、音響・レコーディング・映像制作・照明の仕事を志す人について、ほとんどが未経験と案内しています。

専門学校などで学ぶ方法のほか、照明会社やイベント関連会社などで現場経験を積みながら技術を覚えていく道もあります。

照明の仕事では、機材の扱い方だけでなく、安全作業や電気などについての知識も重要です。

未経験から目指す場合は、専門学校などで基礎を学んだり、照明会社やイベント関連会社などで現場経験を積みながら、必要な知識や技術を身につけていく方法があります。

掲示板風トーク④「未経験ワイでもいける?」

94:名無しさん

照明機材触ったことないけど興味ある

97:名無しさん

最初はみんな知らんやろ

100:名無しさん

いきなり本番全部任されるわけじゃない

103:名無しさん

専門学校で勉強するルートもあるな

106:名無しさん

機材好きなら楽しそう

109:名無しさん

ワイ色のセンスゼロなんだが

112:名無しさん

まず安全と操作覚えるところからやろw

照明スタッフに向いている人

ライブ照明の仕事内容から考えると、次のような人は興味を持ちやすい仕事です。

  • ライブや音楽が好き
  • 光や色による演出に興味がある
  • 照明機材を操作してみたい
  • 細かな変化に気づくのが好き
  • チームでライブを作ることに興味がある
  • 裏方としてアーティストを支えたい

特に「音楽を聴くのが好き」というだけでなく、ライブの演出そのものが好きな人にとっては面白い仕事の一つです。

日本照明家協会も、舞台・テレビ照明は単独で成立する仕事ではなく、演者や演出家、装置家などとの協同作業によって完成すると説明しています。

ライブ照明も、一人だけで作品を作るというより、PAや舞台スタッフ、制作スタッフなど多くの人と連携しながらステージを作っていく仕事です。

照明によって同じ曲でも印象が変わる

ライブ照明の面白いところは、光によってステージの印象を大きく変えられることです。

ESPのお仕事ガイドでも、色の組み合わせや模様の変化によって曲の情景を表現し、照明が違えば同じ曲でも違った印象になることが仕事の面白さとして紹介されています。

ステージの前に立つアーティストだけでなく、その後ろで光を操作している照明スタッフもライブを作っている一員なんですね。

掲示板風トーク⑤「次ライブ行ったら照明見てしまいそう」

123:名無しさん

今まで歌ってる人しか見てなかったわ

126:名無しさん

次から照明の色とかタイミング見てみ

129:名無しさん

サビで照明変わったら「スタッフ仕事してるな…」ってなる

132:名無しさん

ライブの見方変わりそうで草

135:名無しさん

音はPA、光は照明、裏側知ると面白いな

138:名無しさん

裏方沼へようこそ

まとめ

ライブ照明スタッフは、ステージを光や色で演出する仕事です。

本番中に照明を操作するだけではなく、演出のプランニング、機材の設営、リハーサルでの調整、本番オペレーション、終演後の撤去などにも関わります。

PAがライブの「音」を作る仕事なら、照明スタッフはライブの「光」や「見え方」を作る仕事と考えると分かりやすいでしょう。

次にライブを見るときは、アーティストだけでなく、曲に合わせて変化するステージの光にも注目してみてください。

そこにも、ライブを支えているスタッフの仕事があります。


参考:
尚美ミュージックカレッジ専門学校「エンタテインメントスタッフ学科」
専門学校ESPエンタテインメント東京「お仕事ガイド」
公益社団法人 日本照明家協会

※本記事の掲示板形式の会話は、実際の5ch投稿を転載したものではありません。公開情報やネット上で見られる意見などを参考に、記事内容を分かりやすく紹介するために編集・作成した架空のやり取りです。