アーティストマネージャーの仕事内容は?1日どんな仕事をしているのか解説

アーティストマネージャーの仕事内容は?1日どんな仕事をしているのか解説

「アーティストのマネージャー」と聞くと、どんな仕事を思い浮かべますか?

スケジュールを管理したり、仕事現場まで一緒に行ったりする姿をイメージする人が多いかもしれません。

もちろん、それも大切な仕事です。

でも実際には、アーティストマネージャーの仕事はそれだけではありません。

現場スタッフとの調整、出演に向けた交渉、プロモーションの企画、アーティストを売り出していくためのプランニングなど、活動全体を支えるさまざまな仕事があります。

今回は、アーティストマネージャーが普段どんな仕事をしているのか、初心者にも分かりやすく紹介します。

※以下の掲示板形式のやり取りは、記事内容を分かりやすくするために作成した架空の会話です。実際の5ch投稿ではありません。

掲示板風トーク①「マネージャーって結局何してるん?」

2:名無しさん

マネージャーって車運転して荷物持ってる人やろ

5:名無しさん

>>2
昭和の芸能界イメージで草

8:名無しさん

ワイも「次○○の収録です」って予定伝える人だと思ってた

12:名無しさん

それだけならGoogleカレンダーでええやん

16:名無しさん

マジレスすると現場との調整とか仕事の交渉とかもあるやろ

19:名無しさん

売れてないアーティストのマネージャーって何してるん?

23:名無しさん

>>19
むしろこれから売り出す時の方がやること多そう

27:名無しさん

ライブ決めたり宣伝したりもするんかな

31:名無しさん

詳しいニキはよ

34:名無しさん

詳しくないけど来たで

36:名無しさん

帰れw

アーティストマネージャーとは?

アーティストマネージャーは、アーティストが音楽活動を進めやすいよう、さまざまな面から支える仕事です。

学校法人東放学園では、アーティストマネージャーについて、スケジュール管理や営業活動、身の周りのサポートなどを行い、アーティストの活動を支える職種として紹介しています。

また専門学校ESPの仕事紹介では、新人アーティストなどの発掘・育成・売り込みのほか、スケジュールや体調の管理、レコーディングやコンサートへの立ち会いなども仕事内容として挙げられています。

つまり、単に予定を管理するだけではなく、アーティストが活動していくための環境を整え、仕事やプロモーションなども含めて支えていくスタッフなんですね。

アーティストマネージャーの仕事内容と仕事の流れを解説した図解

アーティストマネージャーの主な仕事内容

所属する会社や担当するアーティストなどによって仕事の範囲は異なりますが、主な仕事として次のようなものがあります。

  • スケジュールの管理・調整
  • ライブ・撮影・取材などの現場への同行
  • 現場スタッフとの打ち合わせ・調整
  • 出演や仕事に関する交渉
  • プロモーション活動の企画・調整
  • 衣装の管理など仕事に必要なサポート
  • アーティストが活動しやすい環境づくり

一つずつ見ていきましょう。

① スケジュールを管理する

マネージャーの代表的な仕事の一つがスケジュール管理です。

ライブ、レコーディング、テレビやラジオ、撮影、取材、打ち合わせなど、アーティストの活動にはさまざまな予定があります。

それぞれの予定を確認し、移動時間なども考えながらスケジュールを調整していきます。

東放学園でも、アーティストマネージャーの主要な仕事としてスケジュール管理が挙げられています。

② ライブ・撮影・レコーディングなどの現場に同行する

マネージャーは、アーティストの仕事現場に同行することもあります。

東放学園では、アーティストが向かう現場に同行し、現場スタッフとの打ち合わせや交渉、衣装の管理などを行う仕事が紹介されています。

ESPでも、レコーディングやコンサートなどへ立ち会い、アーティストが仕事に取り組めるよう支える職種として説明されています。

ライブならライブ制作やPA・照明など、レコーディングならレコーディングスタッフなど、現場ごとにさまざまなスタッフが関わります。

マネージャーは、そうした関係者とアーティストをつなぐ役割も担います。

③ 出演や仕事に向けた交渉・調整

マネージャーの仕事は、決まった仕事について行くだけではありません。

東放学園では、次のスケジュールに向けた調整や出演交渉もマネージャーの仕事として紹介されています。

アーティストがどんな活動をしていくのかを考えながら、仕事につながるよう関係者と連絡・調整していくこともあります。

掲示板風トーク②「マネージャー、思ったより裏で動いてる説」

48:名無しさん

ライブの日だけ一緒にいるわけじゃないんやな

52:名無しさん

ライブない日は休みちゃうんか

55:名無しさん

>>52
次の仕事の連絡とか調整あるやろw

59:名無しさん

電話とメールめっちゃ多そう

63:名無しさん

アーティスト「ライブしたい」
マネージャー「会場と制作と関係者に連絡します」

66:名無しさん

アーティスト「テレビ出たい」
マネージャー「ちょっと待ってください」

69:名無しさん

胃がタヒにそう

73:名無しさん

でも自分が担当した人の仕事増えたら嬉しいやろな

77:名無しさん

裏方好きには面白そうではある

アーティストを「売り出す」ことも仕事

アーティストマネージャーを理解するときに重要なのが、アーティストの活動を広げていく視点です。

東放学園では、音楽ビジネスに詳しく、アーティストを飛躍・発展させるための戦略を考える力も求められる仕事として紹介しています。

ESPのマネージャー/レコード会社専攻でも、アーティストやタレントを売り出すためのマネジメントスキルやプロモーションのノウハウを学ぶカリキュラムになっています。

同校のプロダクション実習では、スケジュール管理だけでなく、プロモーションのプランニングや音源収録、ライブ実施などを通じてアーティストのマネジメントを学びます。

そのためマネージャーは、「今日の予定を管理する人」というだけではなく、これからアーティストをどう活動させ、どう多くの人に知ってもらうかにも関わる仕事と考えると分かりやすいでしょう。

プロモーションでは何をする?

アーティストの楽曲や活動を多くの人に知ってもらうためには、プロモーションも重要です。

東放学園では、プロモーション活動の企画や、取材時の写真・原稿の確認などもアーティストマネージャーの仕事として紹介しています。

ただし、レコード会社の宣伝担当者やプロモーターなどが別にいる場合もあるため、誰がどこまで担当するのかは所属会社や体制によって異なります。

マネージャーがすべてを一人で担当するという意味ではなく、関係するスタッフと連携しながらアーティストの活動を支えていきます。

掲示板風トーク③「結局マネージャー何でも屋なん?」

88:名無しさん

ここまで読むと何でも屋にしか見えんw

92:名無しさん

スケジュール!営業!現場!宣伝!

95:名無しさん

そのうち照明まで操作し始めそう

98:名無しさん

>>95
それは照明さんに任せろw

102:名無しさん

会社デカかったら宣伝担当とか別にいるんじゃね

105:名無しさん

せやな
事務所の規模でかなり違いそう

109:名無しさん

担当「SNSバズりました!」
ワイ「ワイのおかげや」

112:名無しさん

>>109
お前誰だよ

116:名無しさん

でも売り方まで考えるなら普通に音楽ビジネスの仕事なんやな

アーティストマネージャーの1日はどんな感じ?

「マネージャーは朝から夜まで何をしているの?」と気になる人もいると思います。

ただし、アーティストマネージャーには毎日同じタイムスケジュールがあるわけではありません。

ライブの日、レコーディングの日、撮影の日、取材の日など、担当アーティストの仕事によって動き方は大きく変わります。

例えばライブがある日なら、予定や移動を確認し、会場へ入り、関係スタッフとの確認や調整をしながら本番をサポートするといった流れが考えられます。

一方で現場の仕事がない日でも、次のスケジュールの調整、出演に向けた交渉、プロモーションに関する準備などがあります。

東放学園でも、コンサートや撮影が入っていない日であっても、次のスケジュールに向けた調整や出演交渉、プロモーション活動などの仕事があると紹介しています。

アーティストマネージャーに必要な力は?

仕事内容を見ると、特に重要なのは多くの人と連携しながら仕事を進める力です。

例えば、

  • スケジュールを管理・調整する力
  • 関係者とコミュニケーションを取る力
  • 情報を整理する力
  • 先の予定を考えて準備する力
  • 音楽やエンタメ業界について学び続ける姿勢
  • アーティストの活動を広げていく視点

などが役立ちます。

アーティストのすぐ近くで仕事をする一方で、ライブ制作、レコード会社、メディアなど多くの関係者ともやり取りするため、周囲との連携が欠かせません。

マネージャーとA&Rは同じ仕事?

音楽業界にはA&Rという仕事もあります。

どちらもアーティストと深く関わるため似て見えますが、まったく同じ仕事というわけではありません。

マネージャーは、スケジュール管理や現場対応、営業・プロモーションなどを通じてアーティストの活動全体を身近で支える役割があります。

一方、A&Rは主にレコード会社などでアーティストや音楽作品に関わる職種です。アーティストの発掘・育成や音楽制作などにも関わりますが、会社によって担当範囲は異なります。

A&Rの具体的な仕事内容については、次の記事で詳しく紹介します。

掲示板風トーク④「マネージャーになりたいんやが」

128:名無しさん

ワイ、楽器弾けないけどマネージャーなら音楽業界入れる?

132:名無しさん

別にギターソロ要求される仕事じゃないやろ

135:名無しさん

面接官「では最後に一曲お願いします」

138:名無しさん

>>135
オーディションになってて草

142:名無しさん

楽器より人と連絡取ったり段取り組む方が重要そう

146:名無しさん

ワイ連絡返すの3日後なんやが

149:名無しさん

>>146
まずLINEから頑張れ

153:名無しさん

草

157:名無しさん

専門でマネジメント学んで業界入るルートもあるみたいやで

未経験からアーティストマネージャーを目指せる?

アーティストマネージャーを目指す方法は一つではありません。

芸能プロダクションや音楽関連会社などへ入り、マネジメント業務に携わる方法があります。

また、音楽ビジネスやマネジメントを学べる専門学校で知識や実践経験を身につけてから業界を目指す方法もあります。

現在、ESPエンタテインメント東京のマネジメント/制作コースにはマネージャー/レコード会社専攻があり、マネジメントスキルやプロモーション、スケジュール管理などを実践的に学べます。

東放学園音響専門学校の音響芸術科でも、アーティストマネージャーを目指せる職種の一つとして紹介されています。

演奏する仕事ではありませんが、音楽業界で働く以上、音楽やライブ、プロモーションなど幅広い知識を身につけておくことは役立つでしょう。

アーティストマネージャーに向いている人

仕事内容から考えると、例えば次のような人はマネージャーという仕事と相性を考えやすいでしょう。

  • 人を支える仕事に興味がある人
  • 人と話したり調整したりすることが苦にならない人
  • 予定や情報を整理するのが好きな人
  • 先回りして準備することが得意な人
  • 音楽やエンタメ業界に興味がある人
  • 自分が表に立つより裏側から支えることに魅力を感じる人

東放学園でも、人を支える仕事をしたい人や、周囲とコミュニケーションを取りながら人脈を広げたい人などが、この仕事に興味を持つ傾向があると紹介しています。

掲示板風トーク⑤「お前らなら何の仕事やりたい?」

169:名無しさん

マネージャー面白そうだけどワイ絶対予定ダブルブッキングするわ

172:名無しさん

>>169
一番やったらアカンやつで草

176:名無しさん

ワイPAやりたい

179:名無しさん

照明の方が楽しそう

183:名無しさん

ローディーの記事読んだら楽器触れるしあれも面白そうだった

187:名無しさん

ワイは客でええわ

190:名無しさん

>>187
結局それが一番楽で草

194:名無しさん

ところでA&Rって何や
急に謎のアルファベット出てきたぞ

198:名無しさん

ワイも知らん
次それ頼む

まとめ

アーティストマネージャーは、アーティストのすぐ近くで活動を支えながら、仕事やプロモーションを進めていくスタッフです。

スケジュール管理だけでなく、ライブ・撮影・レコーディングなどへの同行、現場スタッフとの調整、出演交渉、プロモーションの企画など、仕事内容は多岐にわたります。

さらに、アーティストをこれからどのように売り出していくのかを考え、関係するスタッフと連携しながら活動の幅を広げていくことも重要な役割です。

華やかな音楽業界の仕事に見えますが、実際にはスケジュール管理、連絡、確認、交渉、調整といった地道な仕事の積み重ねがアーティストの活動を支えています。

ライブや音楽を聴くときに、アーティストのすぐそばで活動を支えているマネージャーの存在にも注目してみると、音楽業界の裏側がさらに見えてきそうですね。


参考:
学校法人東放学園「アーティストマネージャー」
学校法人東放学園「アーティストマネージャーになるには」
ESP「アーティスト・タレントマネージャー」
専門学校ESPエンタテインメント東京「マネジメント/制作コース」

※本記事の掲示板形式の会話は、実際の5ch投稿を転載したものではありません。公開情報やネット上で見られる意見などを参考に、記事内容を分かりやすく紹介するために編集・作成した架空のやり取りです。